産科日記

※このページは、移植にむけて卵子を凍結保存しておく為の採卵記録をまとめております。

治療のご説明

月経開始日から採卵の前日の朝まで1日3回、8時間おきに鼻スプレー、これは自然排卵を抑えるためです。
3日目からは、卵子を育てる卵胞刺激ホルモンの筋肉注射を7日間ほど連日行います。
卵胞の直径が16〜20oに育つと夜9〜10時にHCGの筋肉注射を行います。
この注射を打つと40時間後に排卵がおこりますから2日後の朝9時前後に採卵を行います。

6/11 永井先生から塩谷先生を紹介してもらい、病気をしてから初めて産科へ行きました。薬の副作用を見せるのがイヤでイヤで・・・。すごく優しい先生で、蛋白同化ホルモンの薬の副作用も十分理解しておられて、安心して治療ができると思いました。さて、診察の結果ですが、「子宮にポリープがひとつあるね」と言われてドキッ!今はそのままにしていても大丈夫だそうです。
6/18 彼も一緒に卵子保存についての説明をうけました。
次の
生理で治療を始めることになりました。
6/27 1日目 なにも輸血中にならなくても・・・。さあ、始まりましたよ生理。7時・15時・23時と鼻スプレーをする時間を決めていたので、輸血しながら15時のスプレーをプシュー。あと口が苦い・・。でもぜんぜん余裕☆
6/29 2日目 採血をする。産科へ来てまで採血はイヤよ。これから毎日注射だあー。二の腕かお腹どっちがいいですかー?と言われてぷよぷよのお腹のほうが痛くなさそうなのでお腹に打ってもらいました。
6/30 3日目 毎月ピッタリと決まった日に生理がこない私。ホルモンバランスが悪いらしく採卵の際、卵巣が腫れるかもしれないと塩谷先生。でも頑張ろう頑張ろうと言ってくださる。今日もお腹に注射。
7/1 4日目 お腹に注射。4本目までは保険がきくらしい。
7/2 5日目 お腹に注射。しかし、ただでさえ生理の時は家でじーっとしてるのにもう体がしんどくてしんどくて・・・。お腹は注射のアザだらけ。先生の「卵胞は順調に育ってるよ」のひと言で頑張ろうと思う。
7/3 6日目 生理7日目というのに多量出血。お腹に注射。
7/4 7日目 午前中は永井先生の診察。採卵時出血が予想されるので赤血球血小板を輸血する。
午後は、注射を打ちに産科へ・・・あまりにもしんどいので彼に家まで迎えに来てもらう。
7/5 8日目 お腹に注射。順調にどんどん育ってる。
7/6 9日目 お腹に注射。体がホントにしんどくてあきらめようか迷う。
7/7 10日目 10時に卵胞刺激ホルモンの注射を打ちに塩谷先生の所へ。父と母と一緒。
7/8 11日目 今日の朝で鼻スプレー終了。明日の採卵の為にもう一度血小板輸血に行く。
7/9 12日目 朝8時30分。昨晩から絶食です。採卵時は、静脈麻酔で痛くありません。頭の中はフワーッて感じで先生の声がかすかに聞こえる。30分ほどで終了。無事に採卵する事が出来ました。卵子は11個採れました。おかげ様で出血も全くありませんでした。
7/10 13日目 11個の母親になった気分で写真を頂きました。
※卵巣が少し腫れたみたいで痛みが4〜5日続きました。

採卵を終えてひと言

卵子保存がどんなものだか全くわからずにスタート。
簡単にプイッと卵子を採ると思ってた私。実際、本当に大変でした。
8時間おきの鼻スプレー、ホルモン注射、輸血。
輸血を終えてからその足で産科まで通うのが体力的にかなり辛かったです。
あの時の体力では限界ギリギリでした。
費用は全部で¥30万ちかくかかりました。


あと、卵胞を観察されながら採卵日をお決めになるので
治療日数は、みなさんそれぞれだ異なると思います。。。